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ガイドにチャレンジしよう

更新日:1月15日


ガイドってどんな仕事?


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ガイドの仕事とは、観光地や地域の魅力を訪れる人々に伝え、より深くその場所を楽しんでもらうためのサポートをする仕事です。一言で「ガイド」といってもその役割は多岐にわたり、対象や内容によって異なります。日本人観光客を対象とした国内旅行ガイドや修学旅行のガイドから、外国人観光客を案内するインバウンドガイド、さらには自然ガイド、歴史ガイド、文化ガイドなど、さまざまな専門分野があります。


中でも、現在特に注目を集めているのが「インバウンドガイド」です。訪日外国人観光客の増加に伴い、日本の文化や歴史、風習を外国語で分かりやすく説明し、その魅力を伝えるインバウンドガイドの需要は急速に高まっています。この仕事では、観光地の知識や語学力はもちろんのこと、多文化理解やコミュニケーション能力も重要になります。


実はこのインバウンドガイド、2018年までは資格がないと有償ではできない仕事だったのですが、規制緩和により資格も持っていなくても有償のガイドを請け負えるようになりました。語学スキルを活かして何か仕事を始めたいと考えている人には、今とてもおすすめのお仕事です!




インバウンドガイドの現状


インバウンドガイドは今非常に需要が高まっており、活躍の場が増えているフィールドです。


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日本政府観光局(JNTO)が2024年11月20日に発表した2024年10月の訪日外国人数*(推計値)は、3,312,600人で単月過去最高を記録。1月から10月までの累計も30,192,600人と1964年の統計開始以来、過去最速で3,000万人を突破するという盛り上がりを見せています。



また、近年旅行形態の変化や旅行者のニーズの多様化が顕著になっており、従来の団体ツアーよりも、個人旅行(FIT: Foreign Independent Tour)が増加傾向にあります。SNSや口コミを活用して自分で情報を収集し、特定の興味や関心に基づいた旅行を楽しむといった、自由度の高い旅程を求める人が増加しているのです。


そういった背景があり、個別対応が可能なインバウンドガイドの需要が高まっているのですが、言語が必須となるところにハードルがあり、とにかくインバウンドガイドが不足しているのが現状です。



インバウンドガイドのニーズ


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先ほどもお伝えした通り、ニーズの多様化により従来の旅行商品では拾いきれない様々な需要が増えています。


例えば…


日本食を食べたい!

食べ歩きをしたい!

写真撮影したい!

ハイブランドショップで買い物をしたい!

古着屋巡りをしたい!

フリマに行きたい!

居酒屋に行きたい!

日本酒を飲みたい!

観光客がいないような場所に行きたい!

茶道体験、華道体験といった日本文化の体験がしたい!

日本の農業を体験をしたい!

城巡りをしたい!

アニメの聖地巡礼をしたい!

花火大会や祭り鑑賞をしたい!

日本の自然を体感したい!

スキーをしたい!

富士山に登りたい!

サムライになりたい!

忍者修行をしたい!


こうやって並べてみると様々なニーズがあることがわかりますね。


有名な観光地を巡る需要ももちろんあるのですが、その他にも日本で明確にやりたいことがある人や、定番ではない旅を求める人なども増えてきています。


つまり…今までになかったようなツアーのガイドができる人や、詳しい人が少ない、特化した知識やスキルを持ってるガイドが求められてきています。


例えば、お酒が好きな人であれば「バーホッピングガイド」、ショッピングが趣味の人であれば「ショッピングガイド」といった具合です。


現時点で言語スキルを持ってる方はそのスキルと自分の趣味を掛け合わせてみると、特化したインバウンドガイドとして活躍できるかもしれません!



インバウンドガイドの働き方


では、ガイドとして働く場合にどんな働き方があるのかもご紹介しておきます。

ガイドの働き方は大きく分けて3つあります。


  • 旅行会社経由でガイドする


旅行会社が企画するツアーにガイドや案内係として働く方法です。旅行会社に就職してガイド専任で働く場合もあれば、旅行会社経由のガイド業務を派遣社員や業務委託として行うなど、雇用形態も様々です。



  • 団体に所属してガイドする


国内には様々なガイド団体があり、それらに所属することで求人案内や研修プログラム受けることができます。ただし、団体によっては通訳案内士の資格を必要とする場合もあるので条件などはチェックしましょう。


  • 個人で集客してガイドする


個人ツアーをメインに、自らがプランニングしたツアーを、SNSやサイトを活用して販売したり、OTAと呼ばれるネット上で旅行予約ができるサービスに出品する方法です。



それぞれの働き方にメリット、デメリットあります。自分に合った活動スタイルを探してみましょう。



インバウンドガイドに求められる知識やスキル


最後にインバウンドガイドに求められる知識をご紹介します。インバウンドガイドになる場合、日本人向けのガイド知識にプラスして以下3つの知識やスキルが大事になってきます。


  • 言語スキル


多言語でコミュニケーション取れる言語スキルが必要です。


  • 異文化理解


様々な文化や習慣を理解し、それに配慮した案内を行う必要があります。


  • 日本文化の知識


旅行者に日本の文化・歴史・風習を伝える役割を担っています。




インバウンドガイドのお仕事に興味を持った方へ



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ガイド業に興味を持った方、お仕事としてチャレンジしてみたくなった方は、インバウンドガイド基礎プログラムを受講してみませんか?


インバウンドガイドの仕事内容の説明から、ガイドの心構え、基礎知識、ガイドの種類など、ガイドになるための知識をトータルで学ぶことができます。また動画視聴で学ぶだけではなく、現役ガイドに実地で学ぶ研修もあり、実際にガイド業務を体感することもできます。


受講完了後、希望者はHolidayトラベルとガイド契約を結びガイド業をスタートすることもできます。



詳しくはこちら



ガイド・フォトガイドインタビュー記事


実際にガイド・フォトガイドとして活躍されている方へのインタビュー。フォトガイドを始めた経緯や仕事への思い、さらにこれからフォトガイドを目指す人へのアドバイスについてお聞きしました。



【フォトガイド】


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インバウンドのお客様を対象に、写真撮影をしながら周辺を案内する「フォトガイド」として活躍する阿久津勇太郎さん。趣味で始めたカメラがきっかけで、人々に喜びを届ける仕事へとつながりました。





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インバウンド事業に携わりたいという学生時代からのブレない思いで、複数のお仕事をされている佐野雅大さん。オーストラリアに留学し、帰国後は国内企業の英語スタッフとして就職するなど、インバウンドというぶれない軸を持ってお仕事されています。





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